今日は楽しむ会のみなさま有志とSpecial鳥散歩三宅島。
朝5時集合なのに、4時50分には出発という、気合ののりっぷり。
アカコッコ、メジロ、カラスバト、ホトトギスなどの声と、緑の匂いを感じながら大路池を目指します。
タイミングが合えば地元のNくんが来てくれるかも、という期待の元、私だけ彼との集合時間まで、待ち合わせ場所で待機。
高司と会員のみなさまは先に池を目指して坂を下りて行きました。
結局時間を過ぎてもNくんは現れず。そりゃそうだなぁ、この2カ月、ものすごく頑張ってたんだもん。
と思いながら、私も先発隊を目指して坂を下りていくと、あらら?何やら怪しい気配。
花の匂いが急に強く感じた瞬間に、スコール。
半端ない雨音と一緒に、何もかも流してくれそうな勢いで、空から滝が降ってくるかのよう。
木々の影で雨宿りしていても、まるで滝行のような降りで、あっというまに全身全身びしょ濡れになりました。
でも、なんとか合流をと、まずたどり着いた、迷子椎。
島の人たちが、迷っても、この椎に着けば大丈夫といわれている、力強い木です。
雨の中にそびえ立つ古木の神々しさ。
いろんなものと交信できちゃうんじゃないかしらんと、不思議なエネルギーを感じた瞬間でした。
そのあとは大路池北桟橋へ。
ここも私一人で占領というう、なんというぜいたくな展開。
結局私は大路池をほぼ一周して、アカコッコ館に辿り着いたら、先発隊は雨宿り中。
みんなは南桟橋で池をみていたら、カーテンのように雲が伸びてきて、その直後から雨が池の端から降ってくるという、素敵な景色をみながら、とりあえず撤退したらしい。
ともかく無事に再会できて何よりでした。
そんな冒険気分を味わった三宅島の朝。
不思議と「怖い」という気持ちにはならなかったなぁ。