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今朝も朝の6時50分に身内の電話で起こされて、一気に血圧あがる私。葬儀当日もご高齢の女性から6時半に電話かかってきて、倒れそうになったけれど。朝のその時間、急ぐ用事でもないのに電話をしてくるというのは、自分のことしか考えられないからだよね。常軌を逸した人か、高齢で老人特有の症状がでているか、どっちかだわ。キヨさんなくなる前から緊張状態が続いていて、綿のように疲れている喪主夫妻を労わる、なんて気持ちはこれぽっちもないわけよ。

ここ数日はきよしくんの「無法松の一生〜度胸千両入り」ばかり聞いていた私。腹に力を入れたいときにはこの曲は一番だから。帯締め上げるのにも力、入るしね。
でも昨日からはともかく心が癒されたくて、つんくの「V3−青春カバー」にシフトチェンジしています。一年前のアルバムだけれど、とてもよいのよ〜。このアルバム用に再録音した「シングルベッド」の声の柔らかさなんて、オトナの男の魅力がいっぱいだしね。「青春の影」とか「悲しい色やね」とか、ナガブチもチハルもチャゲアスも入っているけれど、全部がつんくの色に染め上げてあるの。やっぱり彼は稀有のボーカリストだと思う。表現者としての奥がむちゃくちゃ深い。
きよしもいいけど、つんくもね。活きのいい可愛い男もいいけれど、昔の男の優しさも忘れられない…ってあたりでしょうか?つんく聴いていると血圧が140台まで下がるのよ、事実。

ちなみにつんくがジャケットで持ってるマイクは、きよしくんがよくプロモ撮るときに使ってるのとおそろ。面影の都、よかったけどね♪。このつんくのCDにはおまけでDVDついてるんだけどそれは見る気が今はない。つんくももうビジュアルで勝負する時代はとうに終わってるしね。もとからチャラチャラし終わったあたりのつんく好きなんだからいいのよ…

お盆休みとここ一週間の騒動が重なって、冷蔵庫の中は空っぽで、今日は母さんチャリでそこらじゅうにお買い物。クイーンズにお榊買いにまで行っちゃった。
その前、お昼に行ったいなげやで桐朋の同級生のKちゃんとばったり。6月の同窓会に来なかったので「どうしたの?」って聞いたらご主人が去年春に亡くなったんですって。わぉ…やっぱり対お身内が大変な状態で、かなり彼女もお疲れ気味。Kちゃんが「桐朋できっちり筋を通すって教育受けてきたから、つい一本通したくなちゃうんだよね〜」と言って「そうだよね〜黙って知らん顔できないんだよね〜」とお互いに思いっきりうなずきあいました。これを、因果なこと思って生きていくか、人として当然と思って生きていくか。ま当然、人として、だろうな。これからも。水戸黄門じゃないんだけどね。

合間にお参りに来て下さったお友達もいらして、ありがたいこと。高司はロイホでお話させてもらったらしい。我が家の応接室だね。夜も宗誠企画の関口さんとロイホでお話やら何やら。本当に今回の葬儀は彼が居なかったらどうなっていたかわからない。知恵の泉のような人で、とても紳士。しかも押し付けるわけでもなくスマート。声もいいのよ、声も。お話の仕方も素敵だし。よぉく聞いてみたら萬屋錦之介の葬儀の司会もされたことがあるほどの人でした。荻窪法人会の関係だからと紹介してくれたタカコさんなんてそりゃもうビックリしてたけど。
コムスンのグループホームのKさんも、愛誠病院のYさんも、関口さんも…キヨさんを通してホントに素敵な人たちにお会いできて幸せ。こういうのも「縁」ていうんでしょうね。