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こんな雨の日に両親のお出かけ予定が入ってなくってよかったぁ〜と思いつつ家でシコシコお仕事。でも冷蔵庫の中もお米の入れ物も空っぽなので、今日も一日関東バス乗車券を買って、両親の生存確認をしがてら買い物に。

西荻窪に向かうバスの中、いかにも雨らしい窓の景色をおもわずパチリ。外の冷たい雨のしずくと、内側の人いきれで、不思議な景色。
いまは電車も換気がいいからこんな感じはあまりないけれど、小学校の時に乗ってた京王線なんて、雨のたびにこんな感じだった気がする。遅い時間に帰る時の、通り過ぎる踏切の赤いランプは物哀しい感じだった。
でも、窓にいたずら書きって、あんまり好きではない。指についた水滴をどぉするんだ!?と思うもの。

で、何回かめの本日のバスで、窓際の席に座っていた20代半ばの女の子が、なにやらチラシを見おわったあと、気だるく指で窓に「バカバカ」と鏡文字で書き始めた。なんでわざわざ外から見たら「バカバカ」と読めるように書いたのかなぁ?と思っていると、下にも続けて「バカバカ」と鏡文字。
何にそんなに荒んでいるのか乙女は!?といぶかる私。
続けて「○○出」。よくわからんが確かに「出」の字は裏表いっしょだからなぁ。ひらがなで鏡文字の「で」を書くより簡単か…。すぐさま彼女の指文字は水滴で流れていったけれど。

怒りの「バカバカ」なのか。甘えての「バカバカ」なのか。乙女の心はいろいろかしら?
元乙女も、昔は「バカバカ」、なんて時期もあったかもしれないけれど、今じゃ一喝の「バカッ」「バカか?」ばっかりでございます。
怒りが私の原動力。何だか燃費が悪そうだ。