松井先生は、きよしくんのデビュー曲「箱根八里の半次郎」やレコード大賞受賞曲「一剣」、そして今年オリコンチャート一位になった「浪曲一代」…全シングル15曲中、11曲の歌詞を書いてくださった方です。

もしかしたら先生がお亡くなりになったかも…というメールがきよしくんのファンのお仲間から届いたのが19日。それでもどこの新聞にもニュースにも載っていなくて、そのあとまた訂正メールが届いて、ほっとしたのの束の間、昨日のお昼の携帯サイトで訃報を確認しました。

哀しいです。

先生の書かれた歌詞には不思議な力がこもっていて、私はいつも心の中で、自分への応援歌だと思って歌っていました。
そこに描かれている世界は、親や子どもへの愛だったり、義理人情の世界だったり、生きていく姿勢だったりなのだけれど、どれもが真っ当でキチンと一本芯が通っていて、真っ直ぐなものでした。

今日のきよしくんの会津でのコンサート、どんな思いで先生の歌を歌ったでしょう。
まだまだいっぱい、教えて頂きたいこともあったでしょうに。
まだまだいっぱい、先生の歌を歌いたかったでしょうに。

心からご冥福をお祈りします。