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北口浅間神社からの帰り、バスはなく、必死の徒歩で参道を駅まで30分。
何故かこの間、私ひとりがリュックにカートと大荷物。高司の荷物は次の講座をさせていただく谷津干潟に送ったので、ほぼ手ぶら。何だか理不尽、と気付いたのが駅。
けっこうむかつきました。

お昼を食べていなかったので、吉田うどん再び、と駅前のシャビーな食堂に入ったのですが…老夫婦がやっているお店で…昼間っからクダ巻いている親父がいる、テレビは競馬のファンファーレ鳴ってるは…不思議なものがいつお掃除したのかな?という店内にぎっちりあるは…で、かなり昭和レトロを通り越したお店でありました。

大荷物で汗だくな私と、ダウンも脱がない高司。
来るときは売れない演歌歌手とマネージャーでしたが、帰りは売れない講談師とその妻でしょうか?
麦茶の氷がカランと音を立てて溶けたところに、うどん登場。
これが…また、なんともな代物で「渡辺うどん」の歯ごたえを期待していたのだったら、やはりお年寄りが作っているお店に行ったらいけなかったのかも。

でも「おねえさん」と声をかけられて「はぁい」と答えるおばあちゃまは、とても可愛い声だったし、お店もいまどきセットで作れって言われても絶対できないくらいな不思議なレトロ感満載だったしで、私的にはまぁいいか、と。

帰りもお得なホリデー快速川口湖号でゆるゆると座って帰ることができました。

写真は母へのお土産のブドウパン。ブドウの形につくってあるの。