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小さい頃、父が買ってくれた少年少女世界文学全集で一番最初に惹かれたタイトルは「石の花」でした。何だか、かっこいい気がする、と思ったのだけれど、ロシアの話しは人の名前が難しすぎて玉砕した小学2年の私…
それから、どうもロシア物は苦手で、「罪と罰」も「アンナ・カレーニナ」も「カラマーゾフの兄弟」も、何度挑戦しても、読破したことがありません。

私がロシアに生まれていたら、きっと、お友達の名前を覚えられなくて大変だったと思う。

荻窪で晩ごはんを食べて、大急ぎ戻ってきてご近所いなげやに買い出しに。
野菜を買って帰ってきたら、もうとっくに廃屋になった家の前に白い花が咲いていました。
なんで、この一輪だけ?寒さの中に咲いているのかな?

石の花ならぬ冬の花、凛としていて素敵でした。