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伊勢丹の閉店セール、母の琴線に触れたのは、古いイタリア製のガラスのボタンでした。もうとっくに無くなったという工場の、手作りのもので、とても美しいの。いろいろ悩んで5つ、買いました。
あとでブローチに加工してあげなきゃ。

デイサービスで、みなさんキンキンキラキラものをいっぱいつけてくるらしい。でも、母はあまりキラキラは好きではないの。だけど、何かおしゃれなものを身につけたい!と思うらしくて。
このベネチアングラスのボタンはとてもいい感じでした。

伊勢丹内を徘徊すること2時間強、携帯をみたら長男からの着信履歴。
さすがに、こんだけ家に戻らないと心配したみたいで「どうしたかと思った」とのこと。
「いま、どこ?」「吉祥寺」「え。婆といま伊勢丹」「近!」
ほんとにそばにいたらしく、2分後には孫一号、婆ととおひさしぶりぃの抱擁してました。

そして思いがけない高司お誕生日特需第5弾で「葱坊主」でみんなで晩ごはんとなったのです。家で呆けていた高司もチャリで駆けつけて大好きなきつねうどん。長男も天丼つきのかやくうどんと、豪快なたべっぷり。婆はにこにこ。

お誕生日って、豪華なご飯もいいけれど、美味しいものを、家族で楽しく食べられるのが幸せかもね〜婆のお財布もそれほ凹まず、でもみんなにご馳走したのってとこで婆的にも満足してくれたみたいだし。

昭和22年2月25日生まれが平成22年2月25日を迎えられたのは感慨深い、と本人は言っていますが、何のまだまだ!
あなたのご母堂キヨさんは99歳まで頑張ってたんだもの、その2/3までいってないのよ63歳じゃ。
しゃきっとしてね〜