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神楽坂の駅で待ち合わせて、今日は顔合わせ。

通りかかった赤城神社が、神々しいばかりに建て替わっていて、かなりびっくり。
以前は、昔からある鎮守さまという風情の、正直、さびしい感じのお社でしたが、鳥居と御神木以外は、まっさらに生まれ変わった感じです。

さらに…脇にどぉぉぉんとマンションがそびえ立っていて、これまたびっくり。

新宿区内の神社で、境内にマンションを建てたところがあって、たびたびニュースになっていたけれど、それがここ、赤城神社だったのですね。

昔と違って神社を支える総代さんたちも、代替わりをするうちに、どんどんと御縁も薄くなる人もいて、神社が成り立って行くのも難しい時代。
神域だからと、そのまま土地を遊ばせておくことも、難しいのでしょうね。

ただマンションは、鳥居を入った時には、大きくそびえる無機質の「なにか」にしか見えないの。こちら側にわ窓がない造り。しかもモノトーン縦長のタイルがはられたのシンプルな壁面で、お社ととてもマッチしているし。

一階には、社務所や神社関係の控え室以外に、Caféやサロンもあって、この場所から何か発信していきます!!という心意気、のようなものも感じられます。

あとで調べてみたら、やはり、とても練りに練った建て替えだったようで、施設を使って「ヒトイキ」というプロジェクトも開始されているそう。さらに、このマンションは借地権で、地代が、神社の収入の屋台骨となるシステムだそうです。

いろいろな形で、都会の神様もがんばっているのですね。