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先週は行かれなかったので、今日はぜひとも母を吉祥寺の梶谷先生のところへ連れて行かなければなりません。
いつもは荻窪経由で30分で家からつくのですが、今日は青梅街道がめちゃこみで荻窪ルートは断念。
井草八幡宮の脇を歩いて、西荻窪行きのバスに乗り、電車で一駅乗って行くことにしました。

バスがなかなか来なかったものの、電車は奇跡的に時間通りに運行していて50分で先生のところに到着。
7割方運行というこんな非常時にも、きちんと電車の時刻を表示し、1分の狂いも無く運行する、何て素晴らしいことでしょう。
日本の鉄道マンの仕事ぶりに、鉄道マンの父を持つ私はすごく嬉しくなりました、

さて、吉祥寺の街はかなり薄暗い印象。
消費電力を最低限に抑えているのがわかるものの、不自由があるわけでなく、あぁ昔の商店街ってこんな感じだったなぁと、下高井戸の商店街当たりを懐かしく思いだしました。

いままで、本当に、贅沢に、潤沢に、考えることなく電気を使っていたのですね。そして私たち一人一人が、その恩恵にあずかっていたことを改めて感じました。

コピスの地下の三浦屋は長蛇の列、お目当ての紀伊国屋のパンをはじめ、多くの棚が空っぽ。それでもさらに奥に行こうとする母を「輪番停電3時までに帰るにはぐずぐずしている時間はありません」と叱り、荻窪へ。

2時に吟遊詩人さんに頼んでおいたパンが焼きあがるので、それを待っている間、ル― クール ピューでランチを。
こんな恐ろしいことになって、こんどいつ外食できるのかしら?サラダってしばらくは難しいかも…などとけっこう暗めの話題に終始。

そのあとも母に振り回されながらも、どうにか目標時間の3時に、家に戻ることが出来たのでした。

ちなみにその時の私の荷物、

デイパック=・ディチェコのパスタ500g×5・スパム缶・トマト缶・玄米味噌700g・カレールー・キウリ9本
左手=子どもたち用のお菓子1730円分、ブロッコリー2・海苔一帖・水菜1束・サーモン缶・スープの素・粉チーズ
右手=パン3斤・フランスパン2本・ハンバーガー2個

母宅に
キウリ3本・玉ねぎ一袋、ジャガイモ一袋、ブロッコリー・薬・パン一斤・お菓子・薬・ハンドクリームを置いてもこれだけあったの。
そのうえ彼女は、手のひらにあまる柑橘類を2個買おうとしていたんだけど、それはしばいてやめさせたんだけどね。

うぅぅ重い。

で、輪番停電に備えすでにオートロックは手動に、エレベータは停止で、階段をよじのぼって家についたのであります。ふぅ。

買占め云々と言うけれど、地震で買占めとかじゃない。
私はただ放射性物質が恐いだけの小心者です。
肺年齢78歳の身では、肺へのダメージを考えると、とても不安です。

ここ数日、絶対!外には出ない覚悟。
息も極力控えめにする覚悟。