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博多に単身赴任で行っている弟のところへ、単三の電池や、携帯の電池式充電器を送って欲しいとSOSを出したのが13日日曜日の夜。

次男が母宅の懐中電灯の電池をチェックしにいったところ、全く使えず、買いに行ってもなく…何カ所かまわるついでに携帯の電池式充電器も探してくれたのですがそれももちろんなく、さらに軍手もまったくないという被災二日目のことです。

ちょうど春休みで、弟のお嫁さんと一人息子が博多に行っていて、翌月曜日に自転車で博多中の電気屋さんやコンビニを探して、お願いしたものをみつけてくれて、その日の夜のうちに宅急便で送ってくれたのです。

いつもなら中一日で充分届く距離ですが、当然、被災地への物資輸送が最優先なので、中三日かけて今日の午前中に届きました。

電池ってこんなに耀いていたっけ?と思うほど、きれいに見えました。
軍手もボーイスカウトで一番と言われているブランド「日本一」のもの。
電池式充電器もPanasonicのものというツボをついたチョイス。大助かりです。

さらに、大好きな16区のダックワーズも母宅のところの分と2つの袋で、入れてくれてありました。
パッキン材かわりに九州限定のお風呂磨きが入っていたのには、思わず笑ってしまいました。九州の形をしたスポンジ、みたいなものですが、描かれているイラストがとても根性がある感じ。

原発がこんなシリアスな状態で、気持ちが不安定になりがちのところ、こういう「クスッ」とするものを潜ませてくれるお嫁ちゃんのセンスはなかなかのものかもしれません。

母宅には、電池とお菓子を持って、ここんところ軟禁状態だった高司が行ってくれました。
なんだか
「やぁねぇ」「やぁねぇ」
を連発していたみたい。確かに、やかもしれないけど、この現実を受け止めて進んでいかなきゃいけないんだよね。