年度末はふつうは大晦日?

でも、学生がいると、3月末が年度末で、気分も新たに4月1日を迎える、っていうのが習わしになっているかも。
我が家も次男が4月から大学4年で、今年が最後の「新学期」。
長男の幼稚園入園の時から考えると24年も、3月に気持ちの整理をつけて、4月を迎える、ということをしているのね。

で、この3月までになせばならぬこと、母の関係で考えると、不要はともかく不急なものの、気持ちが落ち着かない、父の墓参と、母の牛乳瓶を自然食品屋さんに返すとい、2つのミッション。

父は町屋の東京御廟で眠っているのだけれど、計画停電実施エリアに町屋が入っている。東京御廟は荒川区荒川、でも道路挟んで向こうは荒川区町屋、なので今まで様子見状態だったのだけれど、今日は停電がないとのこと、しかも風も強くないし、私の仕事も急ぐものもないというまさにワンチャンス!

で行くことにしました、背中に9本の牛乳瓶背負って。
荻窪の自然食品屋さんで買った牛乳、一本15円で瓶を引きとってくれるというので。ただ、そこの店まで行ったり来たりして帰りラッシュにあうよりも、一刻も早く町屋に行って戻ってきたいと思ったので、そのまま丸の内線のホームに。

暗い…かなりの暗さです。昔の地下鉄みたい。
エスカレータも看板も全部節電モードでお休み中。
でも、見えないわけじゃないからいいけれど。

途中乗り換えの国会議事堂前はエスカレータが動いていてラッキーだったものの、千代田線町屋駅は、完全に止まったまんま。
つまり、地上に出るまで5階分の階段を、牛乳瓶背負って、ばあちゃん連れてのぼったわけです。修行だね、ある意味。

東京御廟は最新式のお墓なのでびくともしなかったらしく、ほっとしました。母の気がかりも、これで一つは消えました。
町屋のお花屋さんでスイトピーの花やら、マーガレットの鉢を買って、速攻荻窪へ。

牛乳瓶も戻して一本15円×9本分=135円を母からもらい…
軽くなった背中に、お砂糖やら何やらを背負って、また重くしてから、ル クール ピューで一息。
サラダの緑が美しい♪
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母に何かほかに気がかりは?と聞くと

「パパの写真立て」「それと私が死ぬこと!」

えええええ?写真立ては見つけるのは鋭意努力するけれど、あなたが死ぬことまでは、どうしていいかわかんないよ。

「私が生きること!でしょ?」

というと

「そうねぇ、言うこと聞いてしっかり生きなきゃね」

そうそう、言うこと聞いて…ってまた杖とかお店に忘れるんじゃないよっ!ともかく杖ついて、大きい荷物をもたずに、転ばずに、しっかり生きてくださいまし。