東京都の施設を使用しての5月の某イベントが、中止とのお知らせが今日夜届きました。

震災、津波、原発事故、計画停電…確かに不安要素はたっぷりですが、それでもいままで準備を進めて5月開催を目指していたものを、「社会情勢に鑑み…」やめてしまうことが、はたして「ともに生きてきこう日本」精神と通じるものがあるのだろうか?と考え込んでしまいました。

このイベントは毎年、お昼の時間、野外メインのイベントです。
消費電力はたかが知れているでしょうし、このご時世ですもの、プログラムを工夫し、マイクを使わずにできるご案内の方法を考えれば、かなり充実したイベントになったと思うのになぁ。
残念です。

「社会情勢に鑑み」ながら色々なことを決めて行くのであれば、それは亀の様な歩みになりそうです。
一歩一歩でもいいから、前に進めて行くのは被災地で闘っている皆様であって、都会で楽な暮らしをしている私たちは、現地で頑張っている方々に対してできる「何か」のために、心をしっかりもって、亀の様な歩みではなく、日本の国が沈まないように、早足でしっかりと力強く歩を進めて行くべきではないのかな?

被災地のことを思いつつ、今の自分のおかれた環境に感謝し、粛々と日々決まったこと、決めていたことを進めて行く、という姿勢をとるのは、「〇〇に鑑み」足を止めることよりも、ずっと難しいけど、ずっと大事なのではと思うようになりました。

そんなで、私の長きにわたる蟄居生活もそろそろおしまいにして、元気に打って出るオンナに戻らないと。
今日もBIRDER編集部の敬愛するK女史に「お籠りは絶対になりませぬ」ときっぱり言われたし…

4月からは、うちの講座も、日本橋高島屋の講座も開催をすることにしました。
そして、そろそろ、新しくお知らせできるビッグニュースもあることですし。
何よりサクラの花が咲くのですものね…

浮かれた花見など、もとより大嫌いだけれど、春の訪れをかみしめながらサクラをみても良いですよね。