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会場は202号室、重厚なホールです。

解説は東京芸大の佐野靖先生。
観客は、"故郷”や”われは海の子"などお馴染の唱歌を歌いながら、先生の解説に耳を傾けます。
四季折々が唱歌の中だけで残っていくのでは?と先生が懸念されていて、暑かった先週を思い出して妙に納得。

〇と✕、白と黒。暑いと寒い。二進法の権化パソコンの復旧と、日本の四季がなくなりつつあるよう感じること、なんだか関係があるのかな?

そして若い演奏家による、様々な曲の披露。
唱歌からクラシックまで、程よき空間で、音が直に届く心地よさ。
思わず、手のひらで音を抱きたくなるような素敵な空間でした。

ピアノは前田拓郎さん、テノール布施雅也さん、ソプラノ佐藤容子さん。
希望にあふれた若い方たちのパワーって、よい刺激ですね。

2時間ちょっとの公演、あっというまに終わってしまったのですが、お馴染の方々ともお会いでき、嬉しい限りでした。

心に栄養をもらえた、贅沢な一夜に感謝。