父の5番目の姉だった「おばちゃん」が亡くなりました。
数えで101歳でした。
ここ数年、痴呆が進みきってしまっていたのですが、胃も腸も健康で、自宅で寝たきり生活を送っていました。
ずっと世話をしてくれた長男夫婦と、たまたま帰省していた孫娘、ひ孫たちに囲まれて、静かに逝ったそうです。
大往生ですね。

自分も外地に行っていて、結婚して、息子二人産んで、戦争未亡人になって、女の細腕で、息子二人を立派に育てた人です。とっても美人で、品のいい人でした。
4才くらいでしょうか、母と私、小さかった弟、「おばちゃん」と「おばあちゃん」5人で撮った写真があります。
おばあちゃんはホンモノのおばあちゃんではなくて父の3番目の姉で、父が養子に入っていたのでおばあちゃんと呼んでいました。
家はまだ建ったばかりの小さなもの、確か門の前、ゴミを入れる箱があって、私は白い大きエプロンをしています。二人とも今の私よりもおそらく年下。
っていうか母なんて、32歳くらいだわ。

不思議な気がします。

年末年始伯母とのお別れをしに八王子に行くことになりました。
いまだ首のコルセットがとれない母は遠慮させてもらいましょう、と説得をしました。

今日は午前中諸々の用事を済ませ、母を病院に連れて行き、送ってからたまプラーザ。
ここで従兄からの訃報を受け、弟と調整。帰宅しようと思ったら山手線事故で動かず、地下鉄をぐるっと回って帰宅、母の説得と、慌ただしい一日でした。