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高司の大学の同級生、ゴルゴ氏が突然
「古い歌ばっかりでカラオケやろうぜぃ!」
と言い出したのが、昨年の暮れのこと。間に立ったAB氏が、年末年始忙しいからなぁと今日のこの日に設定してくれたのが先月末のこと。

「古い歌…って宮さん宮さんお馬の前にヒラヒラするのはなんじゃいな…クラスの?ならわからんな」

と言い放ったのだけれど、どうもそうじゃないらしい。昭和の、戦前戦後の、新しくても昭和20年代の歌、ということらしい。彼らは現役で大学入ってるから、昭和21年、22年生まれの同級生でほぼ65歳。そのお兄さまがたが生まれた前後の歌を歌いたい!ということ、なんですって。

それなら…私は、若き日の森進一さんのミリオンセラーの「影をしたいて」と「無情の夢」のアルバムを、耳にタコか住みつくくらい聴いてるし、中学の頃から愛してやまない番組が「日本の歌」だったし20代では「演歌の花道」ガン見だったし、きよしくんのアルバムでも毎回6曲は昭和のうたのカヴァーが入ってるし…なんとかなるかも、とオブザーバーでついて行ったのですが。

耳で聞いたことはあっても、歌いこなせるかは別、ましてや気持ちよくカラオケで歌えるかは、さらに別問題ということが、よぉ〜っくわかりました。
そういや、きよしくんのコンサートでも気持ちよくまどろんでいたのは、昭和の名曲コーナーだったしなぁ、それじゃだめじゃん、だわ〜

私はね、一応”国境の町”から歌いはじめ十八番の”無法松の一生(度胸千両入り)”を歌ったら「それは、新しすぎだろぉ」と総突っ込みが入り、しょぼんとしつつ”名月赤城山””青い背広で””人生の並木道””カスバの女””丘をこえて”あたりを歌ったものの、いまひとつ、ぴたっとこない。
そりゃそうだぁ、ふだん、歌ってる歌じゃないものね。

選曲に苦慮しているあいだに、ゴルゴ氏はフランク永井ものでブイブイいい、
AB氏は”あぁ新撰組”で何故かのどさくさの中採点モードで99点をとり、
高司は「なんだ?その歌は?いつのだぁ?」と聞かれるような古くて誰も知らないけれど、奇跡的にカラオケに入っている歌を歌い、
そりゃもうの大さわぎの3時間半となりました。

今回は新年会でもあったのですが、歌メイン、しかも、毎月やろうぜ!とかいう話しにまでなり、大進展。
楽しいことで集まれるのは嬉しいから、いいよね〜。
こんどまで、私は昭和20年代の曲をきっちり何曲かマスターして行こうと思っています。”イヨマンテの夜”あたり、行っちゃおうかな?

あまりの騒ぎで写真も撮るの忘れたので、ピグの部屋で一曲歌ってるところ、写真にとりました。