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こないだ、ご近所のお友達からいただいた藻塩です。
「塩むすびにするとホントに美味しいのっ」
と聞いてスキップ状態。
「藻塩って?」とパンフレットをみようとすると、高司が鼻の穴を広げて「昔はお塩を海に打ち上げられた藻からもとってたんだ」「ほら百人一首に”やくやもしおの…”なんとかいうのがあるでしょ?」と。

心の中で一生懸命唱えてみる
「……………やくなも、しおも、みも、こがれつつ?だっけか?」
そうです、私の百人一首は父が音読したのを耳コピしたもので、文字で覚えていない。
しかも父はかなりシワガレ声だったので
「やくやもしおもみもこがれつつ」
で覚えていたのですが
「  来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩の身の 焦がれつつ」
が正解なのですね。
ちなみに父はこの歌の上の句を
「このひとを まっぽのうらの ゆうなぎに」
と読み上げておりました。「まっぽ、って何?」とはおもったけれど「やくやもしおも」はスルーだったな。

この夜ひたすら百人一首のおさらいをしたのですが、84首までが精いっぱいで残り16は思いだせない!
これは高校生の時に学校で百人一首やった時と同じ数。進化がないんだな。