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おかげさまで「野口雨情の詩を彩る野鳥原画展〜谷口高司作品展」、多くの方にお助けいただき、多くの方にお運びいただき、盛況のうち、無事終了することが出来ました。
夏に開催が決まって、野口雨情の人となりにちょっとモヤモヤしつつも、井の頭のことも改めて学ぶ機会を得て、稔りの秋となりました。

16時半に閉館後、撤収作業をはじめました。
途中電気が消えたままになるアクシデントがあったにも関わらず、井の頭自然文化園の女性スタッフのみなさんがテキパキとあと片づけを手伝ってくださり、無事にこちらもおわりました。

19歳の秋以降しばらくは、11月という月が天皇賞・ジャパンカップで忙しく、結婚してからは子育てやら受験やらであわただしく、ジャパンバードフェスティバルのスタート以降はもう何が何だかの状態で飛ぶように毎日が過ぎている印象があります。
そんな中で思うのは、第一回のジャパンカップが終わってその日の夜に、馬場大門の欅並木越しに見上げた月の美しさでした。
大きな達成感は、助けて下さる大勢の方がいてこそ知ることができるのだとその時じみじみ感じました。

今日の井の頭でもアカマツ越しに、美しい月がみえました。
月光の下で、みんなで手探りで撤収作業をした、不思議な空間を、私は一生忘れません。
多くの方に助けられて、私はまた明日からがんばれそうと思っています。

今日という日を迎えさせてくれたみなさまに、心より感謝申しあげます。