cf9358f1.jpgまさか小金井公園の入り口で「石神井川」の文字と出逢うとはびっくりでした。
上流端と書いてあるので、限りなく源流に近いのかしら?
残念ながらこの看板をみかけた一昨日には、川に水はありませんでしたが。

石神井川といえば板橋区加賀にも流れています。
昔加賀藩の御屋敷があったところとかで、加賀の名前が残っていると聞きました。
そこにある愛誠病院の手厚い看護の中で、姑キヨさんは99歳と1カ月の生涯を終えたので、石神井川というと、2007年の暑い夏を思い出します。
都立大塚病院から7月の上旬に転院して40日強、焼け付くような太陽の下、ほぼ毎日通った愛誠病院は、板橋の駅からも十条の駅からもあるいて軽く20分という道のり。
石神井川でカラスの子が赤い口を開けて暑がっているのをみると、「やっと着いた!」とほっとする日々だったのを思い出しました。

お墓参りに行った帰りに石神井川の文字を見ると、よけいに、いろんなことが頭をよぎります。
寒風吹きすさぶ日でもなく、真夏の炎天下でもない、穏やかな気候の石神井川にも、あってみたいものです。