07164a54.jpg春になると出逢える野菜、のらぼう。

埼玉県のときがわ町を中心に生産しているお野菜で、遠い昔の江戸時代、都幾川村の農民に、お代官様がのらぼう菜の種と指南書を渡したという記録が残っているそうです。のらぼう菜のおかげで天平・天保の飢饉ものりきったという優れもののお野菜。
いまでは五日市や昭島でも生産をしているようです。

はじめてこの野菜の存在を知ったのは、サンコウチョウを見に埼玉に行った時に、農家の庭先で売っていたから。
名前がなんとも可笑しくて、思わずプロミナと一緒に背負って帰ってきました。
菜花の仲間なのですが、苦みが少なく、とってもシューシーで、おひたしでも、野菜炒めでも美味しいのです。

これは吉祥寺コピス・三浦屋でみつけました。
あまり出回っていないお野菜なので、年数回しか食べられませんが、美味しいのでお気に入り。
我が家の春告げ鳥ならぬ、春告げ野菜です。