385ce13b.jpg善福寺公園に二つある池のうち下の池は時々、すごく幻想的な景色を見せてくれます。
今日もそんなひと時がありました。

展示作業を完了後、盗難防止策としていくつかの物を購入し、また会場に戻り作業をし…
などとしていたら、かなり遅い時間になってしまったのですが、この時間帯の下の池は本当に美しいの。
バンが足元で遊んだり、カルガモ夫婦が黄昏ていたり…美しく芽が伸びたヨシが風にソヨソヨするだけで、うっとりしてしまいます。

そんなでかなり暗くなるまで、池のベンチで夫婦でまったり休息タイムをとっておりました。
帰宅拒否じゃないのよぉ〜

あ、盗難って!?と思われた方。
個展会場ってそれだけで完成された空間なので、絵に触るなどもってのほか、というのは当たりまえ。
で、性善説でいけば、作品なんて持って帰る輩はいるはずないんだけれど。

いるのよ。

銀座8丁目の画廊で以前作品展をしたときに、見事に、入り口にいちばん近いところに飾っておいた額が無くなっていたの。
びっくりだよね。お買い上げじゃなくて、黙ってお持ち帰り。
これは宿代踏み倒すとか、無銭飲食とおなじで、やっぱり犯罪。ドロボーさんです。

で、その一件以降、警備の人をつけられないという会場では、防御の姿勢を取ることにしたのです。
見苦しくない程度にだけど、きちんとわかるようにね。何か残念なんだけれど、しょうがないの。
会場を提供してくださった側にいやな思いはさせられないしね。

どんな防御をしているかは、ぜひ、会場で御覧くださいまし。