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平安神宮での結婚式、若い二人が一生懸命アイデアを出して、参列者が笑顔でいられる空間を作ってくれて、感心しきりでした。
同じ職場でであったとのことなので、お互いの仕事への理解も深いだろうし、何より、甥っ子が笑顔で、きりっと男前になってたのが嬉しかったです。

いまは結婚式をしない人も多いと聞きますが、両家の関係者が顔を合わせて…というのは、自分の幸せの原点を確認する意味でもとても大切なことと思います。
式をして、披露宴をして自分たちの船出を見守ってくださいという、その気持ちも大事ですね。

二人には幸せになってほしいです。

さて、そんな日の私の着物はこの組み合わせでした。

・ロイヤルパープルの色無地無紋の絽、
・からむし織りにスワトウ刺繍の夏の袋帯
・紫グラデーションの帯揚げ
・渋めのラメ入り夏の帯〆。

花婿の父である義弟は平服でと、主役である新郎からの招待状にはその旨が未記載。
なので一番確実な「結婚式、披露宴会場にドレスコードを確認」する電話をしてみました。
開口一番、
「暑い中、お疲れ様です」
といわれ、暑さに配慮したもので構いませんとのこと。
その時、確認したのが、この組合わせ。

着物はもちろんいつもの洗える着物。オークション先から直接ホテルへ送ってもらいました。
帯は春先に誂えておいたもの。
これは間違いじゃない?という価格で落札したもので、からむし織へ対する世間のリスペクトが低かったせいで、助かったのでした。
バッグは、持ってったヴィトンのバッグが何だかやらしいので、京都のローラ・アシュレイで乙女なバッグをみつけて。
上から下までで貸衣装の半分以下でそろえることができました。

問題は袋帯締めるの久しぶりなので、覚えてるか?というあたり。一回折り目をつけちゃうと袋帯はその折り目で着ないといけないので、難しい。でもこれもクリアして、ほっとしました。

ほんとはこの一式以外にドレス系も用意をしていったのです。
雨だったら帯がダメになるので、それは避けたいなって思って。

そんなこんな。盛夏の結婚式、人生で初めてだったので、戸惑うことが多かったです。