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こないだプチ家出した時に、断捨離したばかりのHaglofsと、同型同容量色違いのティアドロップ型のデイパックを30%OFFで買ったのですが。
その夜、AmazonでCHUMSのこの子が半額ででていて、思わずポチリ。
で、その言い訳。

60歳を境に、アウトドア系のデイパックを街中で背負うのはやめようと決心。
24歳でSierra Designsの大定番ティアドロップ斜めジッパーのデイパックを買って以降、L.L.beem、Lafuma、JANE RIVER、Foxfire、Deuter、Haglofs、MAMMUT、、、といわゆるアウトドアブランドのデイパックをどれだけ買ってきたかわからないのだけれど。
いっつもいわれるのは
「どこの山に行ってきたの?」
いやいや山は行ってないし。

で考えてみると、PLADAやLesportsacみたいなタウンユースのリュックを背負ってる時には、そんなお問い合わせを受けることは一切ないわけで。

ん、じゃ、60歳過ぎたから、ちょっとオサレ目リュックにと、ACEからでているKANANAの、おばさんクサくないデザインのものを幾つかかってみたものの。
ポケットがいっぱいあるのは便利なのか、不便なのかわからず。
ポケットあるとけっこうシルエットに響くし。
第一、ポケットにモノを入れているとバランスが崩れ、背負い心地が半端なく悪い。
しかも背負うベルト部分がなんていうか頼りなくて、ダイレクトに荷物の重さが型を直撃。
もう肩、バンバンで、パンパンで。

考えてみれば、リュックをマダム系にしたところで、私の持っている荷物がマダム系になるかっちゃ、そんなこたぁないのよ。
お薬や血糖測定器のはいったガッツリポーチは必携だし。
自ずとアルコール除菌シートは30枚入りのデカいのになるし。
水筒のほかにペットボトルも持ってるし。
なんなら、そこに双眼鏡、商売道具の図鑑までいれてるし。
時によってはプロミナもっちゃうし。

なのでハンサムなアウトドアリュックを探してみたけれど、ハンサムだと縦長で、そんなの、「背が縮んだね、また」みたいな私が背負ってるとお仕置きみたいになることがわかって。
つまりアウトドアブランド的には憧れの、とんがってる感ある、OSPREYとか、ARC'TERYX は全然似合わないのよ。

はいはい、やっぱり私は18〜20リットルの、フツーのデイパックが一番のお似合ですね。となった次第。
違うのは、リヒトラブのA4版縦型バッグインバッグも買ったことかな?
これならポケットに分けて入れるKANANAで培った習性が生きるかなって。
色はみんな今一つだったので、CHUMSのシンボル、アカアシカツオドリの足に合わせて赤にしてみたけれど、垢抜けない…

さらにいえばサブバッグ替わりに買ってみたCHUMSのナップザックのいろも垢抜けない赤。
あ、リヒトラブのにピッタリではあるのだけれど。
こないだ根室にご一緒した方が背負っていたネップザックはもう少し柔らかそうな生地だったから、便利そうにみえた?

ま、そんなこんなで、マダム系リュックを諦めた私でございます。
こんどまた「どこの山行ってきたの?」っていわれたら「人生という山を上っている最中」とかいっちゃる。

TちゃんがCHUMSのバッグくれなかったら、この子に夢中になれなかったから感謝。