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いつの間にか工事が始まっていた東京外環道の、千川上水、青梅街道で暗渠になるあたり。

外環道は、もう、半世紀以上前に高架で作るという話しがあって、上石神井エリアは推進派が多く、隣接する杉並区善福寺エリアは町を二分するこの計画に大反対の声ばかり。
姑も反対運動の先頭に立って闘っていたと聞いた。

その後、高架の計画が半地下へ計画移行、排気ガスは半地下部分に貯まるということだった。
さしてさらに計画は地下へ、それがもっと深く地下40メートルより下へと変わり、地下40メートルより下に何か造られても、地上権は派生しない法律までできた。

予定地には厳しい規制があって、新宿からわずか15分の上石神井駅周辺は、え?って思うほどさびれている。
渋谷から15分は東急東横線なら自由が丘あたり、小田急先急行なら成城学園、京王線特急なら調布と、いずれも街並みは発展しているけれど、上石神井はとてもさびれた印象。
半世紀もストップかかったらこうなるよね。

国はオリンピックにかこつけて、何がなんでも外環道、造りたいらしいけれど、本当にいるものなのかしら?

写真の道路の先にある関東バス駐車場に、地下を通る外環道の空気抜きのタワーが建つというウワサ。
その工事のためにこんな広い道を作って、木まで植えて。東京オリンピックまでには間に合わないという話しまで出ていて。もはや何が何やら。