20200326富士山


昨夜20時過ぎに、次男から電話がありました。
「お母さん、NHKつけて、早く!」
なんとそこには東京都知事による
「週末外出自粛要請」「26日27日は自宅勤務を」
と語る知事の緊急発表が流れていました。

頭が真っ白になりました。

というのも、その数時間前に、谷口高司と野鳥を楽しむ会のみなさま宛に、下記のメールやFAXをお出ししていたからです。

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【以下、抜粋】
■明日の狭山湖鳥散歩は開催いたします■
・コロナ対策として重要といわれる、3つの「密」密閉空間、密集場所、密接場面に当てはまらない
・ラッシュアワーを回避できる時間帯での移動が可能なこと等が、開催理由です。
朝、検温をされて発熱の場合や、体調がすぐれない場合は無理に参加せず、自宅でお休みください。
また、マスク着用や咳エチケットなどもご配慮の上ご参加頂ければと思います。
集合は10時30分…以下略

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会員のみなさまの連絡先もわかっているので、不特定の集まりではありません。
熟考に熟考を重ねて、上記の理由で開催と判断をしていたのです。

久しぶりにみなさまにお逢いできるので、とても心弾んで、数日前からいろいろと準備をしていました。
好天を祈っていました。

お天気も良く、いい感じの鳥散歩ができるなぁと心底嬉しい思いだったのです。

次男は「不要不急の意味って、よく考えてみて…」と私の考えを翻意させようと、いろいろと語ってくれます。

そうかなぁ、みなさん楽しみにされているのに…

でもね、もしこれで、会員の方が何方か、お具合が悪くなったらどうするの?
お父さんお母さん責任とれる?
大阪のライブハウスの叩かれ方をみてどう思う?

確かに彼のいうことは正論。

私たちも、本を作るときの基本姿勢は、まず「安心」で「安全」であることを念頭に、動いています。
例えば、ガイドブックを作るとき。
鳥が来るので有名な水場がるのですが、そこは私有地でしたので、私たちは絶対、本には入れないと主張しました。
編集者の方と喧嘩をしてもです。
何故なら、谷口の絵なら、鳥がよくわかる、谷口の視点なら鳥も楽しめる、と思ってくださる方々が、谷口の本を買って、嫌な思いをされるようなことは決してあってはいけないから。
その方たちが支えてくださってこそ、谷口が日々の活動を重ねていられるのですから。

実際、その水場を載せたガイド本が別の出版社からでていて、「本に載っているのだからと当然自由に入れるもの」と思い入りこんだ人と、現地の土地の持ち主とで騒ぎが起きたことも、1回や2回ではないと、お知り合いから後々聞いたりもしています。

つまり、谷口の本で、そういうトラブルは起きてはいけないし、起きないよう細心の注意を払っているのです。

狭山湖そのものに罪はなく、むしろ今の時期、とても心躍るフィールドとしても、、、

いま、都内はどこも「安心」でも「安全」でもないことも、知事の会見からわかりました。
いきなり1日で41名のコロナ肺炎の発病って、何なのでしょう。
オリンピック開催ありきで動いていて、いろいろな情報を操作していたのではとすら思えてしまいます。

次男からの進言もあり、いろいろな思いが錯綜する中、谷口とも改めて検討、即決で中止に至りました。

みなさまにお送りしたメールはこちら。

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【緊急】
明日の狭山湖鳥散歩ですが、中止と致します。
楽しみにしていてくださったみなさま、申し訳ございません。
先ほどお知らせを送った後の、20時過ぎに東京都知事の「今週末の外出自粛要請」が発表されたことを受けての判断となります。
ただいま放映中のニュースでは、本日だけで都内で41人のコロナ発病が報告されています。
緊急時で、お知らせを立て続けにする展開となり、混乱を招いたとしたらお詫び申し上げます。
みなさまも、どうか、静かにお過ごしくださいますよう。

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事前に参加お申し込みを頂いていたみなさまにはお電話でお詫びも。

みなさまも、気持ちが晴れない日々でしょうに、私共の体調を気遣うお言葉をいっぱい頂いて、涙が出ました。
ありがとうございます。

また、いつか、晴れ晴れと鳥が観られる日が来たら、ぜひ!狭山湖リベンジ致しましょう。

※写真は母宅から観られる自慢の富士山、今朝の様子です。
日本一の山の、堂々とした姿。
眩しい限りです。