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お籠り時間が延々と続いていると、facebookのお友だちからいろんなバトンが回ってきます。

私は「7日間ブックカバーチャレンジ」と「着物バトン」だけですが、写真家のお友だちはにっこり笑えるような写真をバトンで繋いでいます。
そんな中、お友だちからこっそりメッセージが来ました。
自分の小さなときの写真に「いいね」をした人に、内緒で小さなときの写真を載せる、というものです。

とはいえ…写真はほぼほぼ倉庫に。

3年前の急な引っ越しで、写真が霧散してもと思って、倉庫に持っていったのです。
さすがに、今このタイミングで倉庫に行くのはと、躊躇していました。

そうしたら、facebook の過去のこの日という想い出を振り返る機能で、3年前の投稿の小さな頃の写真が載っていたので、そのままスライドして再使用。
それがこの写真です。

30歳の母と、おそらく2歳になる前の頃の私。

すでにメンチ切ってます。

母の愛にくるまれてたころの私、これから人生の荒波にざぶざぶもまれもまれていくんだな。
「ま、ちまちま悩むな、どんな出来事も千に一つの無駄はない」
「人生楽しいぞ、タフに生きろ!」
ってあたり、教えてあげたいですね。

後ろに映る小さな家は、父が最初に建てた、府中の平屋の家です。

シベリア抑留生活から帰って10年経たずに、誰の援助も頼まずに、土地を買い家を建てた父は凄いなぁと思います。
このあと、ここに本瓦の5DKの家を建て、さらにそこを処分して、母が今も住む杉並のマンションを購入しました。

父の時代は、
「一生に三軒の家を建ててこそ男」
だったそうで、父としては全ての家に、満足そうにしていましたが、今の時代にはとてもとても、ですね。

父の…とくに終戦からシベリア抑留、帰国直後の辛酸を思うと、今のお籠りでブチブチいってはいられないと、改めて思っています。